こちらが有利になるために

証拠を提示できるように
事前に、いくつかの証拠を集めておきましょう。
犯人が確実に自分を誹謗中傷したと言い切れる証拠があれば、裁判を起こした時に有利な立場になれます。
そこで実際に誹謗中傷しているSNSやサイトをコピーしたり、スクリーンショットを撮ったりするのがおすすめです。
また、それはいつ書き込まれたのかメモしておきましょう。
日時も相手と特定し、きちんと罰するために必要な情報です。
また弁護士には、何でも情報を提供してください。
関係ないと思っても、一応伝えておきましょう。
本当に関係ないかどうか判断するのは弁護士ですし、実はものすごく関係ある情報かもしれません。
些細なことでもいいので、思い出したらすぐ弁護士に連絡をしましょう。
慰謝料を請求したい
覚えておきたいのは、弁護士に相談すると費用が発生するということです。
トラブルが大きくなれば、100万円以上を請求されることもあります。
するとかなり高額で、支払いをネックに弁護士に相談を躊躇する人が見られます。
しかし犯人を特定してもらい、相手に慰謝料を請求すると、弁護士に支払う費用を補えるでしょう。
また今回の誹謗中傷が原因で仕事がうまくいかなくなった時は、損害賠償を請求できます。
そのため費用はあまり気にせず、早く弁護士に相談してください。
犯人を反省させるためにも、きちんと慰謝料や損害賠償を請求しましょう。
相手が可哀想だからと罰を与えないと、相手は同じことを繰り返します。
自分は本気で怒っていると、犯人に見せ付けましょう。